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そもそも制限速度が同じでよいのか?(尼崎脱線事故について)

兵庫県尼崎市のJR福知山線で25日朝、快速電車が脱線した事故で、電車が現場カーブに差し掛かった時の速度は時速100キロを超え、制限速度(同70キロ)を大幅に上回っていたことが、県警捜査本部(尼崎東署)と国土交通省航空・鉄道事故調査委員会の調べでわかった。
 県警などによると、モーターやブレーキなどの作動状況を電子データとして記録する「モニター制御装置」(車両モニター)が車両に取り付けられており、非常ブレーキをかけた場合、その5秒前から記録が残る仕組み。
 県警と事故調は、装置を分析した結果、電車は時速100キロ余りでカーブに進入、直後に急ブレーキがかけられていたという。
 JR西日本によると、福知山線での快速電車の制限速度は、直線部分は時速120キロだが、現場カーブは70キロ。高見運転士が直線での減速を怠り、慌てて急ブレーキをかけた疑いがあるとみられる。(読売新聞) - 4月27日8時25分更新

死者90人を超える未曾有の大惨事について、このお気楽ブログで書いていいものか迷いましたが、
鉄道好きの一人としてはやはり黙っていられません。亡くなられた方のご冥福を心より祈ります。
もっとも現時点では、事故の原因については全く判っていませんし、「鉄道好き」といっても、
私は車輌については全く疎いので、ここに書くのはとても素朴な疑問に過ぎません。

今回の事故の207系は「軽量化車輌」です。東京で言えば、中央線のオレンジ色の車輌は
従来の鋼鉄製の重いタイプで、総武線各駅停車の銀色の車輌などが軽量化されたタイプです。
車輌が軽いと、使用する電気の量が少なくて済むので、省エネの観点からも普及しています。

皆さんは子どもの頃、電車のおもちゃで遊んだことはありますか?プラレールとかああいうの。
あの記憶を呼びおこすと、軽い車輌の方が脱線しやすいのではないかと思うんですね。
今回事故が起きた場所は、カーブになっており70キロ制限ということです。
しかし、重量によって脱線しやすさが違うとすれば、そもそも同じ制限速度でよいのでしょうか?
軽い車輌は、制限速度も低く設定するべきなのではないかと思えてならないのです。
いや、ド素人のトンチンカンな議論で申し訳ないんですけど…。
by funatoku | 2005-04-27 09:47 | テレビ・ニュース | Trackback | Comments(0)


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